全てにおいて自分次第

アプリ開発を行うフリーランスエンジニアにとってのメリットは、なんといっても在宅勤務が可能なことでしょう。仕事は成果主義のため、納期さえ間に合わせればスケジュールは自分自身で立てることができます。

たとえば、子どもを持ちどうしても家を離れられない子育て中のプログラマーもいますが、そんな人は育児や家事と仕事を見事に両立させることが可能です。仕事の成果の提出は、インターネットを経由して行うことが多いため、家を空けられるのであれば、自分の好きなカフェなどで仕事をすることもできます。

また、自分の能力に合わせて自由に仕事を選べるのもメリットと言えそうです。さらには、会社に出勤するわけではないので、家で1人で仕事に専念ができ、煩わしい人間関係のトラブルに巻き込まれることもありません。

しかし、フリーランスになると良いことばかりではないということを念頭に置いておきましょう。アプリ開発の環境は常に進化を続けています。その進化についていくためには、自分自身で独学をしなければなりません。上司がいないため、自分の管理は自分自身で行わなければならないのもデメリットと言えるでしょう。仕事を自由に選べる分、自分の体力や気力にあわせた仕事量にコントロールしなければならないのです。

そして、毎月の仕事量が一定ではありません。そのため、収入面で安定しづらいというデメリットもあります。稼ごうと思えばいくらでも稼げそうなフリーランスですが、熱意を失った瞬間に仕事量も減り、メリットとデメリットはトレードオフと言えます。

フリーランスへの転身を考えているのであれば、上記のほかにも自分の裁量で良くも悪くも将来を左右してしまうことを頭に入れておきましょう。そうして独立することを決心したなら、会社員との仕事や加入保険の違いなど異なる部分について納得した上で、行動に移すことをおすすめします。